シメ
2009・01・27

 ♪  きれいに撮れませんでしたが、シメの写真を掲載します。

 ♪ 夏場に北海道などで繁殖し、秋になると、本州の平地林などに飛んでくる冬鳥です。三貫清水の雑木林にも毎年、冬に姿をあらわします。

 ♪ ただ、高い木の上の方にいることが多いので、近くで姿を見る機会はあまりありません。下の写真も高さ10メートルほどの枝に止まっているところです。




 ♪ 体長 ( くちばしの先から尾の先までの長さ ) は18センチほど。スズメ ( 14センチ ) より少し大きいだけですが、太っているので、大きさがスズメの2倍か3倍もあるように見えます。

 ♪ 特徴は大きなクチバシです。頭と比べても、その大きさが分かります。





 ♪ この大きなクチバシで、木の実(種子)をバリバリと割って食べます。主食はムクノキ、エノキ、カエデなどの種子。

 ♪ ある実験によると、このクチバシでかむ力は30キログラムもあるんだそうです。すごいですね。

 ♪ シメを知っている人は、あまりいないかもしれません。今度、三貫清水を歩いたときは、高い木の枝先などで姿を探してみてください。

 ♪ 上の写真だけでは姿が分かりにくいので、シメのイラストを掲載します。このイラストはサントリーのホームページの「キレイでわかりやすい日本の鳥百科」から借用しました。



松井修一