秋色
2008・10・23

 ♪ 10月も下旬になり、日ごとに秋めいてきました。19日の日曜日に撮った写真を何枚か掲載します。

 ♪ まず、秋の七草の一つ、フジバカマ。これはまだ、つぼみです。



 ♪ 三貫清水でかなり「おなじみ」になってきたコウヤボウキです。ここ4、5年の間に、ずいぶん増えました。



 ♪ これまた、おなじみのタコノアシ。赤い一つ一つの花が、ゆでだこの吸盤のように見えます。



 ♪ 秋の野原に欠かせない、その名もアキノエノコログサ。「えのころ」は子犬のことです。子犬の尾っぽの先に似ているので、その名が付いたそうです。



 ♪ これも秋の野原に欠かせないヤクシソウです。見ての通り、キク科の小さな花です。



 ♪ 秋の野原を歩くと、ズボンや服にくっつく、いわゆる「くっつきむし」の一種、センダングサの実(種)です。一つ一つの実が、アルファベットの「Y」の字のような形をしていて、とがった先っぽで、人間や動物にくっついて、運ばれてゆきます



 ♪ これはゴンズイの木の実。真っ赤な実がパックリと割れて、黒い種が付いています。形が何ともユニークです。



 ♪ これは何の花かご存じですか? つる草のカナムグラです。カナムグラの花には雄花と雌花があり、これは雌花です。ビールの苦みのもとになるホップの花に似ていますね。



 ♪ 珍しくとも何ともないセイタカアワダチソウですが、花がぐっと少なくなったこの時期、ミツバチなどの昆虫にとっては貴重な蜜源になっています。



 ♪ 鴨川をはさんで、三貫清水の対岸にきれいな景色が広がっています。心がなごみますね。黄色はセイタカアワダチソウ、紫色はチカラシバです。





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 ♪ おまけです。9月21日の「馬場さんのページ」にオニヤンマの話題が書かれていますが、今年の夏はオニヤンマの当たり年だったようで、オニヤンマがたくさん飛んでいました。写真の女の子(小学生の兄弟)は小さな網で、あっという間に2匹つかまえていました。



松井修一