♪ 10月も下旬に入り、咲いている花がぐっと減ってきました。
♪ 10月15日の「若本さんのページ」に書かれていますが、花の少なくなったこの時期、虫たちの貴重な蜜源となっているのがセイタカアワダチソウです。
♪ セイタカアワダチソウといえば、荒れ地にも繁殖する帰化植物で、どちらかといえば「嫌われ者」の存在ですが、虫たちにとっては大切な食料です。
♪ 咲き誇っているセイタカアワダチソウを観察していると、ニホンミツバチが盛んに飛んできて、蜜と花粉を集めています。

♪ 後ろ足には花粉の玉が付いています。

♪ これはハチではなく、ハナアブです。ちょっと見ると、クマバチに似ていますが、アブの仲間です。お尻に針はないので、刺される心配はありません。

♪ コガネムシの仲間のコアオハナムグリです。花に来るコガネムシの代表的な存在です。セイタカアワダチソウの花に顔を埋めて、盛んに花粉を食べています。

♪ キクイモの花も残り少なくなりました。キクイモも、荒れ地にも繁殖する帰化植物で、刈り取ってしまう人もいますが、私の好きな花の一つです。

♪ ボケの花が咲き始めました。柔らかで優しい感じのする花です。冬の間も次々と花を咲かせて、目を楽しませてくれます。

♪ 足下でミゾソバが咲いていました。一つ一つは直径4ミリほどの小さな花ですが、よく見ると、実にきれいな花です。小さな花には、美しい花がたくさんあります。

♪ 最後はキノコです。ササクレヒトヨダケです。キノコには姿形がユニークなものがたくさんあるので、観察すると、なかなか楽しめます。

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