ナナフシ 、 トンボ 、 シャクトリムシ
2006・10・08

 ♪ このところ、ちょっと忙しくて、なかなか書き込みができませんでした。三貫清水で最近撮った写真を何枚か掲載します。

 ♪ 最初はナナフシです。三貫清水でナナフシを見たのは、これが初めてです。このナナフシについては6月30日の「馬場さんのページ」にくわしく書かれています。ぜひお読みください。



 ♪ ナナフシの顔のアップを撮ってみました。ユーモラスというか、ちょっとかわいい顔をしています。



 ♪ 次に、トンボの写真を何枚か。これはノシメトンボです。羽の先が黒くなっているのが特徴です。三貫清水でよく見られる種類です。



 ♪ 次はショウジョウトンボです。この写真を撮ったのは7月ですが、すでに全身真っ赤です。赤トンボは普通、秋に赤くなりますが、ショウジョウトンボのオスはそれより早く、夏に赤くなります。しかも、体(胴体)だけでなく、頭も目玉も真っ赤になるのが特徴です。



 ♪ これはウスバキトンボ。ちょっと黄色っぽい感じのするトンボです。三貫清水の草原にたくさん飛んでいます。



 ♪ おなじみのシオカラトンボです。おなじみといっても、昔の子どもにとってはおなじみでしたが、今の子どもたちにとっては、おなじみではないかもしれません。



 ♪ シャクトリムシがいました。ガ(蛾)の幼虫です。何の幼虫か知りたくて、調べてみたら、どうやらヨモギエダシャクというガの幼虫のようです。写真をよく見ると、シャクトリムシの背中に小さな突起が一つあります。これがヨモギエダシャクの幼虫の特徴です。



 ♪ 成虫 ( ヨモギエダシャク ) はこんな姿をしています。



 ♪ 草原にキクイモがたくさん生えています。葉っぱの上にニホンカナヘビがいました。下の写真の真ん中です。分かりますか?



 ♪ あまり気づかないかもしれませんが、三貫清水にはニホンカナヘビとニホントカゲが、そこらじゅうにわんさといます。こうした葉っぱの上などを歩いて、主に昆虫などを食べます。



 ♪ サトキマダラヒカゲです。普段、どちらかというと暗い日陰のような所にいることが多いので、くっきりとした写真を撮るチャンスがあまりありませんので、ストロボをたいて撮りましたので、羽の模様がよく見えると思います。サトキマダラヒカゲについては2003年9月6日の「馬場さんのページ」に面白い話がいろいろ書いてあります。



 ♪ 本日の最後の写真はミノムシです。「なーんだ、ミノムシか・・・」と思われた方もいるでしょうが、ミノムシは近年、数が減ってしまって、実は見つけるのが大変なのです。ミノムシもそのうち「希少生物」になってしまうのではないか ? と、心配してしまったりします。




松井修一