ヤナギの木に集まるチョウたち


 ♪ 雑木林で虫たちが集まる木 ( 樹液をたくさん出す木 ) といえば、コナラやクヌギが代表格ですが、ヤナギの木も樹液をたくさん出すので、いろいろな虫が集まってきます。

 ♪ 下の写真はコムラサキです。ヤナギの樹液を吸っているところです。コムラサキの幼虫はヤナギの葉を食べて育ちます。成虫の羽は美事な青紫色をしています。7月8日の 「 馬場さんのページ 」 にコムラサキのことがくわしく書かれています。ぜひ、お読みください。



 ♪ コムラサキが羽を閉じているところです。



 ♪ こちらは、コムラサキと同じタテハチョウ科のキタテハです。三貫清水のあちらこちらにたくさんいます。幼虫はカナムグラの葉を食べます。



 ♪ これはサトキマダラヒカゲ。どちらかといえば地味な印象のチョウですが、よく見るとなかなかかわいい ( と個人的には思います ) 。



 ♪ おなじみのヒカゲチョウ。樹液の出る木には必ずといってよいほどいるチョウです。



 ♪ こちらもおなじみのカナブン 。名前のとおり、「ブンブン」と大きな羽音を響かせながら、樹液の出る木に何匹も集まってきます。



松井修一