ニワトコの芽吹き


 ♪ 冬の寒さはいよいよこれから本番だというのに、早くも芽吹きを始めているニワトコの木を見つけました。



 ♪ ニワトコはスイカズラ科の落葉低木で、早春の林の中で真っ先に芽吹きを始め、一足早く春の訪れを告げる木ですが、それにしても、ちょっと早いですね。

 ♪ これもやはり暖冬のせいでしょうか。来週はこの冬一番の厳しい寒さになるそうですので、しおれてしまわないか心配です。




 ♪ 伸び始めているのは葉っぱの芽です。まるで踊りを踊っているようにも見えますし、寒気を突き破って小さな炎が揺らめいているようにも見えます。
 春を迎える生命の躍動を表現するかのように、勢いよく伸びていきます。

 ♪ この芽は3月の初めころには、下の写真のようになります



 ♪ 真ん中に見えるブロッコリーのようなものは花芽です。やがて白い花を咲かせ、夏が近付くころ、真っ赤な実を付けます。


松井修一