バードウオッチングの季節です  その2


 ♪ 前回は水辺の鳥を紹介しました。今回は林と草原の鳥です。

 ♪ 冬の夕焼け空と三貫清水の林です。


 ♪ 林と鴨川の間に広がるアシ原です。

 ♪ 三貫清水の南側の草原です。

 ♪ ジョウビタキはこの小さな体で、中国大陸、ウスリー、サハリンなどから海を越えて、三貫清水まで飛来します。縄張り(なわばり)を持つ鳥ですので、一度見つけると、同じ場所でまた見つけることがよくあります。



 ♪ ツグミも日本海を越えて、三貫清水に飛来します。大きさはスズメとハトの真ん中くらい。草原でピョンピョン跳ねながら、エサを探します。

 ♪ ベニマシコです。きれいな鳥ですね。右がオス、左がメス。オスは名前のとおり、全身が、紅色(桃色)をしていて、羽に黒と白の帯があります。大きさはスズメくらい。夏は北海道あたりにいて、冬に南下して、こちらに来ます。

 ♪ モズです。見通しの良い木の枝などに止まり、昆虫やカエルなどの小動物を見つけると、舞い下りてクチバシでつまかえます。スズメなどを襲って食べることもあるそうです。。



 ♪ キツツキの仲間のアオゲラです。大きさはハトより少し小さめ。頭の上と、ほほの赤が目立つ、きれいな鳥です。よく繁った林にすむので、三貫清水のような市街地の林では、なかなか見られません。


 ♪ 同じくキツツキの仲間のコゲラです。大きさはスズメより少し大きめ。三貫清水の林でよく見られます。


 ♪ アオジは褐色がかった灰緑色をしたきれいな鳥です。姿形がノジコと非常によく似ています。美しい声でさえずります。



 ♪  ホオジロです。大きさはスズメより少し大きめ。顔に2本の筋がありますが、この筋がオスは黒、メスは褐色。木の一番上の枝など高いところに止まり、「チョッピーチリーチョ、チーツク」と鳴きます。これが「一筆啓上仕り候(いっぴつけいじょうつかまつりそうろう)」などと聞こえると言われます。



 ♪ シメはスズメより一回り大きくて、ずんぐりとしています。大きなクチバシが特徴。そのクチバシで木の実を割って食べます。



 ♪ シジュウカラは冬に数羽から数十羽の群れを作るので、比較的簡単に見つけることができます。大きさはスズメくらい。「ツーピィ、ツーピィ」「ツツピー、ツツピー」という鳴き声が林の中に響き渡ります。





 ♪ ムクドリです。白っぽい顔と黄色いクチバシが特徴。群を作り、地上をのこのこ歩きながら、ミミズや虫を食べます。ムクノキの実を好むので、この名前が付いたといいます。



 ♪ キジバトは見慣れた鳥ですが、よく見ると、羽の模様がなかなかきれいです。特に首のところの縞(しま)模様がオシャレだなと思います。



 ♪ 葉っぱの繁った季節には、なかなか気づかないものがあります。鳥の巣です。葉っぱの落ちたこの季節、ぜひ探してみてください。

 ♪ 下の写真の中央に巣があります。分かりますか?


 ♪ 上の写真の中央部分を拡大すると、鳥の巣であることがよく分かります。



 ♪ 下の写真の左上にも巣があります。

 ♪ これが巣です。


松井修一