バードウオッチングの季節です  その1


 ♪ 一昨日は朝に霜が降りていたのに、きょう5日は熊谷市で最高気温が26・2度の「夏日」。変な陽気ですねー。

 ♪ それはさておき、冬は木の枝から葉っぱが落ちて見通しが良くなるので、バードウオッチングに最適の季節です。
 三貫清水には、「林」と「湿地」と「川」があるので、いろいろな鳥が集まります。

 ♪ この季節、三貫清水をぐるりと歩けば、20〜30種類の鳥を見つけることができます。
 みなさん、バードウオッチングに出かけてみてはいかがでしょう。

 ♪ まずは、鴨川にいる水鳥から紹介します。

 ♪ 鴨川に架かる橋の上から、大宮北高の方をながめた風景です。

 ♪ 橋から上流の方に歩くと、コガモなどの姿が見られます。

 ♪ 橋から下流の方に歩き、聖学院大学のあたりまで行くと、いろいろな水鳥がいます。



 ♪ 1年を通じて見られるのがカルガモ。クチバシの先が黄色いのが特徴です。





 ♪ バンも1年を通じて見られます。大きさはハトより少し大きいくらい。足に水かきはありませんが、上手に泳ぎます。
 頭を忙しそうに前後に振り、尻尾を上下に振りながら歩きます。





 ♪ カイツブリも年中います。潜水が上手で、警戒心の強い鳥ですので、人の姿を見ると、さっと水に潜ってしまいます。大きさはハトより小さく、ウズラくらいです。
 下の写真は、ザリガニをつかまえて、飲み込もうとしているところです。





 ♪ これはコガモ。鴨川に飛来するカモの中で一番たくさんいる種類です。甲高い声で「ピリッ、ピリッ」と鳴きます。
 上の写真がオス、下がメスです。





 ♪ これはマガモのオスです。首のところが濃い緑色をしています。アヒルはマガモを家畜として改良したものですので、マガモの鳴き声はアヒルそっくりです。



 ♪ オナガガモはなかなかスタイリッシュなカモで、尻尾がスッと伸びています。頭を水に突っ込み、尻尾を水の上に出しながら、水草や水生昆虫を食べている姿がよく見られます。







 ♪ ハシビロガモは平べったいクチバシが特徴。このクチバシで水面に浮いているエサを食べます。上の写真がメス、下がオスです。





 ♪ タシギです。大きさはハトくらい。長いクチバシを泥の中に入れて、エサを取ります。





 ♪ カワウは羽を広げると、幅1・5メートルほどあります。魚取りの名人です。



 ♪ 白いサギを総称してシラサギと呼んでいる人がたくさんいますが、正式には大きさの順にダイサギ、チュウサギ、コサギという名前が付いています。これは一番小さなコサギです。黒のクチバシと、黄色の足が特徴です。





 ♪ 鴨川にはたまにしか飛んできませんがホシハジロです。茶色い首、赤い目、白い背中が特徴です。



 ♪ 水鳥ではありませんが、ハクセキレイは水辺が好きな鳥です。



 ♪ 「飛ぶ宝石」といわれるカワセミもいます。甲高い鳴き声を出しながら、水面の1メートルほど上を、ビューンと飛んでいきます。



 ♪ カワラヒワはスズメほどの大きさ。名前の通り、河原、水辺によくいます。


松井修一