調整池着工の年の始まり                    

 

 
 今年は調整池の工事がついに着工になります。開始は早くても秋ですが、昨今の異常気象、ゲリラ降雨から考えれば当然必要な施設とは思います。

 さいたま市から示された計画は下記の通りで、降雨時に雨が溜まり、普段は乾いているそうです。最大掘削は3.5mで、数字だけ聞くと大したこと無さそうでが、考えれば身長の2倍以上。調整池の面積はあまり広くないので斜面はかなりの急勾配になり、いつも歩いている北池の前の道から池を覗くと、水が無い時は谷底を見下ろすくらいの感じになりそうです。

 心配なのは掘削が斜面林の地下水、特に北池の水位に与える影響です。計画では、図のように遮水壁を設置して地下水位は維持できるような対策はされており、しかも、最新鋭の遮水性の高い工法を採用して遮水壁を構築するので問題は無いとのことです。



  
 北池の南端から北側が調整池になります。写真赤い線辺りから向こう側が「施設」です。

 



 こちらからの眺めも瞼に焼き付けておく必要がありそうです



 

 山間の湖のように、透明な水を湛える北池。この水位は維持してもらいたいです。
 S字型の枝をしている木はハンノキの若い木で、ここからミリシジミが発生しているかも。






 これは南池。12月下旬から全く雨が降らないので水面は小さくなってアラル海状態。あと1週間雨が無いと干上がってしまいそうです。





2023/1/9