シオカラトンボが溺れた & ナラ枯対策                    

 

 
 前にハイイロゲンゴロウを撮影した水溜まりで面白いシーンに遭遇。今度はシオカラトンボが溺れかけているのです。分かりにくいですが、このトンボ水面に浮かんでいるのです。このポーズだと、着水した大型の飛行艇みたいです。
 死んでるのかと思ったら動いていました。何故こんなことになったのか? 勿論撮影後救出してあげました。

 



 
  
これは秋の使者、ウラナミシジミで今年は少し早い出現か?ピントが甘いですが、メスです。
 もしかすると、北上中のクロマダラソテツシジミの可能性もゼロではありません。識別は羽の裏を見ないと分からないのですが、この写真では何とも言えません。クロマダラソテツシジミとの遭遇は今秋の重点テーマとします。


 


  秋の決定版、ヒガンバナ。今年も元気です。

 
 これも秋の代表かな?オンブバッタです。思い出してみれば、久しぶりの遭遇です。植物を食い荒らす害虫とされていますが、10月末まで発生を続けますので、まだまだ出逢うことになりそうです。


 

  ここからは、ナラ枯れ対策の進行状況です。「感染木」に巻いたテープです。9月の活動で、感染の疑いのある木にはテープを巻きました。
 左の木ですが樹木札も私たちで設置したのですが、その木に感染の印のテープを巻くことになるとは!





 さいたま市による対策作業も進んでいます。最初に「頭上注意」の立札が数か所に設置されました。ここは、散策においでの方の殆どが通行する場所なのですが。




   感染木の伐採も進んでいます。こんな大木も伐採、撤去されました。やむを得ないですが、木の精が宿っていたようなこの木は、動物や昆虫と同様今まで森の構成員、森を代表する存在だっただけに、姿が見られなくなってしまったのは、何とも寂しいです。
 
 感染するのは老木のみのようです。森林が生まれ変わるための自然のサイクルという説明ができるかもしれませんが、人間と樹木とは寿命違うので、それを確認できないことが残念です。
 



2022/9/30