2022年9月 拙宅への珍客                   

 

 
 2022年も9月に入りました 。拙宅に珍客が来ました。テングスケバという名前で、カメムシ目に属します。漢字では「天狗透翅」で時代劇のヒーローのようです。発生時期は9〜10月で、見落としていたのかも知れませんが、現在では希少種と言ってよいと思われます。イネ科の植物に来ると説明がありましたが、この時止まっていたのはアサガオの葉でした。

 検索で出てくるのは左上のようにもう少し緑色が濃く、体に沿って走っている線がオレンジ色に近い美しい姿なのですが、拙宅の物は色が薄く、まだ成虫になったばかりなのかも。

 とにかく形状が異様で、鼻の高さ(長さ?)はテングチョウより上です。見づらいですが体だけでなく脚もストライブ、そして眼もストライブなのです。「管理人のページ 2006/11/10」に紹介されている、アカハネナガウンカと奇妙さという点では甲乙つけ難い感じです。ピカソやダリもこれには頭を下げるかも。

 
  
他に拙宅で撮影の昆虫のご紹介です。これはアオドウガネ。珍しく綺麗に撮影できました。白い花(ペンタス)と、葉の緑、アオドウガネの翅の光沢のある緑のコントラストがなかなかです、と自画自賛。


  これは飼育しているスズムシです。現在、連夜大合唱を聞かせてくれています。撮影は8月上旬だったでしょうか、まだ翅の短い幼虫も多いようです。



 これはヤマトシジミで、多分私のページには初めての登場です。いつでもいるのですが、撮影しようとするとなかなか静止しない。ピント合わせも大変でした。




 これは三貫清水のホテイアオイ。南側の水路で、びっしりと育っています。夏は薄紫の花が綺麗です。

  

2022/9/6