ヤツデ(八手)の八は エイト じゃない?    

 

 
 現在の三貫清水の森の様子ですが、黄色になる葉は順調に黄色くなっていますが、紅くなってほしいモミジはまだのようです。「紅葉」がウリの観光地も、赤が弱いと嘆いている所があるようで、寒暖差が少なかったとか、雨が多かったとか理由が上がっています。拙宅のハナミズキもどうも最近綺麗な赤にならないうちに、落葉してしまいます。これも原因はわかりません。もう老木になってるせいかも。

 さすがに12月が近づいて、咲いている花は殆どなくなりました。その中で異彩を放っているのがヤツデの花です。開化期は11月〜12月、今が盛りです。11/25に撮影に行きましたが、最盛期を過ぎたのかこれからなのか分かりませんが綺麗に咲いてません。そこで、2018年のYUKI氏の写真を使わせていただきます。
 花だけ見てると、とても植物には見えないですね。SFに出てくる多元宇宙論のイメージ図というか、電子顕微鏡による細胞の拡大写真というか。

 


 ところで、ヤツデは漢字で「八手」と書きますが、八というのはたくさんという意味で「エイト」ではないようです 。 実際に「指」が何本あるか数えてみました。上のは9本、下のは7本です。しつこく調べましたが、9本が多いようで、文献によれば11本もあるそうで、大切なのは「奇数」であることです。






 そこで、他の植物も調べてみました。カナダの国旗「The Maple Leaf Flag」のカエデは葉が3本で、先でまた3本に分かれています。


 モミジはどうか。管理人氏の2020年の写真を使わせていただきましたが、これは7本のようで、とにかく皆「奇数」です。
 奇数の持つ意味は何でしょうか。構造的な強度によるのでしょうか。確かに偶数だと真ん中から裂けやすいかもしれません。



 最後は話が変わります。下は雨水調整池の工事用道路の準備でしょうか。ピンクのテープは測量用と思われます。調整池は年内着工の予定でしたが、調節容量の見直しとなりました。しかし、来年には着工となると思われます。



2021/11/28