お盆前の昆虫たち    

 

 
 8/8で東京オリンピックも修了。開催前はこんな時期にやってよいのかと考えていましたが、始まると選手のひたむきなプレーに感動しました。
 自分のやっていた種目では、体操競技は1年スライドしたことが良い方にでました。初出場ばかり、10代の選手が中心でしたが、彼らの演技がこの1年で飛躍的に伸びました。逆に陸上競技の短距離陣はマイナスに。殆どの選手が故障で昨年より調子を落としてしまい、それがリレーのバトンミスの遠因となったのかも。しかし、途中棄権にはガックリ。タイムロスが出ても何とかバトンを繋ぐ工夫ができなかったのかと思います。

 お盆前の昆虫の報告です。まず記憶しておきたいのは今年はアブラゼミが少ないこと。三貫清水の森に行くとあまり感じませんが、昼間は拙宅周辺の鳴き声は昨年までの半分くらいでしょうか。更に、毎年深夜12時以降の「夜鳴き」が喧しかったのですが、今年聞いたのは今の所1回だけ。全国的に少ないという話もあり、現在情報収集中ですが、何か分かれば報告します。

 さて、最初の報告は拙宅での撮影で、羽化して翅が伸び切ったばかりの状態のツマグロヒョウモンのメスです。翅を閉じていたのが、飛び立つ準備でパタパタし始めたところで撮影開始。ギリギリのタイミングだったようで、10枚程撮影したところでヒラヒラ飛び立っていきました。
 いつも大集団となって食草のヴィオラ・ソロリア"パピリオナケア"を丸坊主にしてしまうのですが、今年のツマグロは、五月雨的にやってきています。蛹になっているのもありますが、今日の時点で幼虫は無、まだ葉っぱは半分くらい残っています。お盆過ぎにはどうなるか、注目しています。



 三貫清水の森には何がいるか?これはベニシジミのツーショット。夏型は春型より黒っぽいのですが、手前のは特に黒いですね。

 

 ウラギンシジミです。夏型のオスで、翅の損傷が結構あります。このチョウは秋型の方が大きくて綺麗で数も多いです。翅を閉じると石と紛らわしいですね。保護色をわかっているのか?

 

 多分チョーセンカマキリ。今はまだ幼虫(カマキリは不完全変態なので正式には若虫)です。



 クロアナバチと思われます。正面からの撮影に成功。 相変わらず毎日獲物探しの働き者。



 南広場は草刈りが入りました。ベンチは見えるようになりましたが、奥に植えた河津桜が刈り取られてしまったようです。



2021/8/10 馬場一秋