キセルガイ 交尾?




 熱海で大惨事が発生した今年の梅雨、まだ続くようです。熱海の件は開発に伴う盛土が原因との指摘も出ており、仕事で類似の問題の検討を行ったこともあるので毎日のニュースに注目しています。
 
 そんな中、三貫清水の森では何が起こっているでしょうか。最初はキセルガイ。管理人氏のページにあり、私も注目してみましたが割と苦労なく発見できました。その中で面白い状況を撮影しました。下の写真、二匹がくっついています。
 これ交尾なのでしょうか。カタツムリは雌雄同体で有名ですが、交尾はするということは図鑑にも書いてあります。理由としては、独り者でも産卵は可能だが交尾をした方が、丈夫な子孫が残せるようです。血族結婚ではひずみが来るのと同じことかも知れません。

 
 ミドリムシという単細胞生物は、基本的には分裂、すなわち無性生殖で増えるのですが、まれに「接合」と呼ばれる有性生殖を行うというのが、生物の教科書に出ていた記憶があります。分裂だけでは限界があり、やはり生物である以上交尾が必要なようです。


 次は、梅雨時を飾るアジサイです。ですが、何故か今年のアジサイは花が少ないようです。写真の物は全く花がありません。その横にあるものもそうでしたし、拙宅のアジサイもゼロではなかったですが、花は僅か2房のみ。気象条件が合わなかったのでしょうか。

 

 そして、常に私が注目している南池。これだけ雨があれば湛水しています。このままお盆くらいまで水位が維持できれば、年内は干上がることはなさそうです。

 


 昆虫としては、キボシカミキリがいました。カミキリは中国の表現では天牛。古代の中国人はこの虫の触角が牛の角のようだ、と思ったのですかね。それにしては体長と比べて長すぎますね。今年は丑年、年賀状ではルリボシカミキリの写真を使い、天牛とこじ付けて使いました。



 最後はハグロトンボ。これは今年は多いようです。



2021/7/8 馬場一秋