2021年 最初の報告です

 2021年最初のご報告です。面白い写真が撮れず報告が途絶えているうちに、年が明けてしまいました。昨年から、「会員のページ」への投稿する会員が増えてきましたので、私も皆様に負けずに今年は投稿して行きたいと思います。

 まず南池です。2019年6月のレポート以来、約1年半湛水を継続していたのですが(私の記憶ではこれまでの最長)、昨年11月でついに干上がってしまいました。気象データを見ると、2019年は10月にこの年全体の雨量の1/3が集中したという異常な状況で、且つトータル的にも雨量が多かったので、蓄えられた地下水により冬場の渇水期間を乗り切り、水位が保たれていたと考えられます。

 平均的な雨量の場合はこのように干上がってしまうようです。三貫清水の由来となった池ですから、常時湛水しているようにしたいのですが、南池の水源は降雨のみ。北池のようにポンプがあるわけではなく、しからばと井戸を掘るのは規制があり、まず不可能です。仕事で地下水の挙動の予測も行ってきましたので、何か手がないか、これからの課題としたいと思います。頭脳と体が今まで通り動くのは後5年程度でしょうか、文字通りライフワークとしたいと考えています。



 花はどうか、目を向けるとコウヤボウキがまだ残っていました。

 下の写真で何を見ていただきたいのか、というと冬のホテイアオイです。インターネットで見るとホテイアオイは越冬できないと書いてありますが、ここのは昨年越冬し、夏には見事な花を咲かせています。特に手をかけないで毎年越冬できているようですので、今は枯れているようですが、今年もちゃんと咲いてくれると思われます。
 


  ムラサキシキブとその樹木札。夏になると葉が茂って札が見えなくなってしまうのが残念なのですが。昨年は紫の実がちょっと寂しかったですね。

  鴨川の水鳥は、何故か今の所あまりいないようです。この後行った花の丘にはカルガモがたくさんいました。

  知人からの報告ですが、芝川にはたくさん水鳥が来ているようです。これは芝川の写真です。



   2021/1/9  馬場一秋