ことしも期待 ミドリシジミ


  コロナ騒ぎで気付けば5月半ば。朝、新聞を取るついでに、庭のサンショの葉で嗅覚チェックするのがルーティーンになってしまいました。
 
 当会も3月から活動を中止しています。5/14に地方の39の県は緊急事態が解除になりました。しかし、止むを得ないですが、北海道および埼玉を含む東京と大阪に近接している県はまだです。

 言っては何ですが、テレビでも新聞でも、他の首都圏の知事さんと比べて、埼玉県知事は存在感が薄いですね。
 千葉の方も政策的には東京に倣うだけですが、元々ああいう人なのでニュースには出て来ます。

 さて、嬉しい報告ですが、今年もこのギョウザが見つかりました。ミドリシジミの幼虫の棲家です。迷惑ながらギョウザの隙間から覗きましたが中に緑色の幼虫を確認しました。
 羽化まで頑張ってもらいたいです。見落としたのか、去年より卵が少ないようで心配でしたが、他に南広場の方のハンノキにもギョウザがありました。
 昨年は県内の多産地区でもミドリシジミは少なかった感じです。今年は多くの発生を祈りましょう。


 
 
  次はこれ。今はヤナギの綿毛の季節でもあります。北池はまだですが、南池の水面はこの通り乳白色です。
 詳細は「管理人のページ 2018・05・09 」を。

  
  
 そして、私の指標では晩春と初夏のシンボルであるこれも。クロバネシロヒゲナガです。
 科の名前はヒゲナガガ科ですが個々の名称は最後の「ガ」は一つです。  ただ省略しただけなのか、意味があったのか?

 この長いヒゲが何の役に立っているか、未だに説明はついていません。この撮影は5/10でしたが、どうもその後は姿が見えません。


 

  
 この他に接近して撮影できたのは、春型のアゲハ。夏型と比べると小ぶりで、模様がきめ細かい所が私は好きです。
 他のアゲハではアオスジアゲハ、クロアゲハを見ています。





  そして大御所ツマグロヒョウモンも登場。今の時期、ヒメジョオン(ハルジオンかも?)とのコンビが似合います。
  他に、撮影は出来なかったですが、外来種アカボシゴマダラ春型の白い姿も確認しました。また、拙宅近くですが日本代表のゴマダラチョウも見かけています。 
  


  

  最後はアジアイトトンボのメス。
 と書きましたが、大変良く似ているアオモンイトトンボというのもいて、この写真では確定できません。ヒメジョオンとハルジオンの識別より難しい。
 三橋運動公園の調整池付近に同じ種(と思われる)がたくさんいますが、そこの看板にはアジアイトトンボと出ています。オスは別の種類のような頭と尻尾が青い姿をしています。






2020/5/16 馬場一秋