2014年 夏前半の昆虫

 



 夏前半をまとめましょう
。6〜7月に撮影した昆虫をご紹介します。
 まずムラサキシジミです。これまでも掲載したことはありましたが、いつも翅を閉じた形でした。今回やっと翅の開き方がベスト、時計の針で言えば10時10分のフォームを撮影できました。この体勢を撮影するまで10回以上シャッターを押したでしょうか。努力を認めてくれて(?)最後にサービスしてくれました。
 それにしてもこのチョウの光沢のある青みががった紫色はなんとも言えない美しさです。翅の損傷が少ないのも嬉しいところです。

 




 次はミドリシジミです。残念ながらこの三貫清水の森ではなく、6/21(土曜)埼玉県主催の「ミドリシジミを見る集い」で秋ヶ瀬公園で撮影したものです。距離があったので、姿が小さく拡大しましたので、写真の鮮明度はいまひとつ。ミドリシジミは埼玉県のチョウ、なんとか三貫清水の森で至近距離から撮影したいものです。翅を開いた瞬間があって、メスであることを確認しました。ミドリシジミのメスには血液型のように、A,B,O,ABという型がありますがこれは黒いだけのO型でした。他は赤や青の模様があります。



 次はルリボシカミキリです。昨年初めての出逢いましたが、今年も義理堅く昨年と同じ寝かせてある木の所に現れてくれました。これからもずっといてほしいですが。



  もう一つカミキリで、これはヨツスジトラカミキリです。初めて顔が正面を向いている所を撮影しました。さすがにカミキリムシ、精悍なマスクです。枯れかかったアジサイの花の上に止まってくれたのも季節を象徴していてラッキーでした。




 最後はウマオイです。お尻から糞を出していますね。



 
 その他、飛翔中のタマムシを見ました。一度頭上50pくらいの所まで降りて来てくれたのですが、すぐ上空へ去ってしまいました。今年こそは撮影しなければ。 セミはニイニイゼミの他アブラゼミ、ミンミンゼミの鳴き声が聞こえました。チョウではナガサキアゲハが多いようです。オニヤンマ、ギンヤンマ、コシアキトンボ、シオカラトンボも元気です。


2014/7/2 1 馬場一秋