秋のシーン



 
 しばらく面白い写真が撮れず、猛暑もあってリポート休んでいたらもう秋。近年、突然季節が変わるので年寄は対応が大変です。このところ会員のページに投稿する方が増えてきましたので負けないよう私も投稿です。
まずは、秋の象徴ヒガンバナです。一応「芸術的」に撮影したつもりですが。
説明はありません。


 次は秋の使者、ウラナミシジミです。鴨川そばの水溜りにたくさんいました。翅の内側は美しいのですが、いつものように翅を開いた写真はダメでした。
 このチョウ、春、夏はどこにいるのか?春から棲息しているのは、九州南部、四国の南部、紀伊半島の南部、伊豆半島南部、房総半島の南部で、ここでは12月までに年6〜7回発生をするようです。羽化した個体の一部が、春から秋にかけて食草であるマメ科植物の成長に合わせて世代交代しながら個体数を増やし北上するのです。三貫清水で見られるもののルーツは房総半島で、北上開始から数えると三代目くらいのようです。



 これは拙宅の入り口付近の外壁に作られたツマグロヒョウモンの蛹です。羽化は 10/10 あたりでしょうか。10月でも発生するのですね。
 背中に金属光沢のトゲがありますが、中学生の研究でこれが金だとメス、銀だとオスであることがわかりました。写真ではわかりにくいですが。これは金です。



   これは花の丘で撮影。葉の下の方にギザギザがないのでコムラサキです。三貫清水に似てるのがありますが、ムラサキシキブという種類です。



  ジョロウグモです。これも花の丘で撮影しました。
 クモは巣を張って獲物がかかるのを待機しますが、待機場所は巣のどちらか片面で固定していると言われています。花の丘には池がありますが、その周りにかなり巣がありましたので、それで待機場所を調べました。12,3個調べて回ったのですが、なんと待機場所は全部が全部池がある側でした。
 偶然ではないように思いますが理由がわかりません。池から来る獲物が多いからでしょうか。


   2020/9/30