8月に中央アジアのキルギスという国を旅してきました。番外編ですが、そこにいた昆虫のご紹介です。
まずはこれ。60年間憧れていたチョウです(一緒に旅行した中家恵二様撮影)。総称はパルナシウスという種で氷河時代からの生き残り、日本にはウスバシロチョウ、ヒメウスバシロチョウ、ウシバキチョウの3種がいますが、写真のような白地に赤い点があるものがいないのです。それをこの年でやっと見ることができました。狭い範囲でも地域により模様の差が大きい種で、研究者に人気のある種です。翅が半透明なのはこの種の特徴です。
次は名前不明(中家恵二様撮影)。模様と形はヒョウモンチョウですが、色が白です。上のパルナシウスの仲間か、あるいはシロチョウかも知れません。
これは私が撮影。これも名前不明。もしかすると上と同じ種の仲間かも。花はアザミの仲間のようです。
ミヤマモンキチョウ(中家恵二様撮影)。日本にもいますが、2000m級の山地に限られます。平地にいるモンキチョウに似ていますが、より高貴な姿(但し個人の感想です)。
これもミヤマモンキチョウ(中家恵二様撮影)。飛翔する姿です。高度な撮影技術です。
ヒョウモンモドキの仲間か(中家恵二様撮影) ?似てるのはいますが、同じものは日本にはいません。
ウラギンヒョウモン。これは日本のものと同じです。
ヒメアカタテハ。これも日本にいる物と同じで、あちこちでたくさんいました。
これはガです(中家恵二様撮影)。綺麗ですね。名前不明。
ハナカミキリですが、日本にはいない種類のようです。
ジャノメチョウの仲間です。日本にはいません。黄色の花はなんでしょうか?
これもジャノメチョウ科らしい(中家恵二様撮影)。
ツバメシジミに似ています。
日本ではヒメシジミと言っている種に似ています。
2019/9/10 馬場一秋