晩秋の風景 大宮公園神池も 


  しばらく報告が途絶えていました。すみません。
 これは 11/14 の風景です。この日は埼玉県民の日で、県立高校および公立小・中・高校は休みです。但し制定が昭和46年だそうで私は恩恵を受けたことはありません。子供たちがたくさん遊んでいると思っていましたが、想像した程ではなかったです。
 部活は休みでなく、大宮北高陸上競技部の選手が森の中で練習をしていました。高校駅伝の埼玉県予選は終わっていますが、駅伝シーズンなので他の大会が近々あるのでしょうか。短距離ですが元ランナーなので、こういう姿を見ると未だに血が騒ぎます。
 
 さて、昆虫では晩秋のシンボル、キタテハの秋型の姿が数多く見られました。紫の花はノコンギクという種類でしょうか。写真のようにまだ翅の損傷は少ないようですが、越冬後はボロボロになります。来春の再会を楽しみにしているから元気でいてください。
 もう一つの晩秋のシンボル、ウラナミシジミが見られないのが心配です。昨年どうだったか、記憶がないのですがまだ今年のうちは可能性があるので、観察を続けます。

 

 つぎはアキアカネ。水溜りで産卵していました。 そこではダメだよ、と言いたかったですが。



  
 
 モンキチョウのメスのアップです。翅を目いっぱい開いて日光浴です。オスは綺麗な黄色ですが、YUKIさんの11/14の報告にあるようにメスは白いのが特徴で、ちょっと見にはモンシロチョウに見えます。交尾していると別の種類の交尾のように見えます。



 これはエノキでしょうか。見事に黄色に色づいていますが、森全体では紅葉はまだまだと言う感じです。モミジは12月半ばくらいにならないと赤くならないようです。




 最後は大宮公園の「神池」です。10/14に、人気のテレビ番組 「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」 で放映されましたので、ご覧になった方も多いと思われます。奥にある赤い橋が入口の正面に見える橋です。
 番組の収録は9/13だったようで2ヶ月経過の状況です。番組での説明では、元のように水を張るのは数ヶ月先で、しばらく天日干しをして水底の清浄化をするとのことです。その後ホタルの復活を目指すということだそうで、当会の活動実績の一つですので、このページで報告させていただきました。
 最近数が減って来ていますが、ホタル復活の「先輩」として、アドバイスできるかも。神池でたくさんのホタルが舞っていたら素晴らしいでしょうね。




 橋の側から見るとこんな感じ。




 2018/11/14  馬場一秋