低炭素まちづくりフォーラムin埼玉 で発表


 12/10 「 第7回低炭素まちづくりフォーラムin埼玉〜つながろう 広がろう エコの環〜 」(於 埼玉大)で当会の活動について発表を行いました
 フォーラム実行委員である安田信一様が、当会のホームページに着目していただいたことがきっかけですが、現在行っているミドリシジミ復活への活動を中心に当会の発足なども含めて説明させていただきました。お声をかけていただいた安田様には改めて御礼を申し上げます。

 フォーラムでは冒頭で 山口 宏樹埼玉大学長のご挨拶がありました。私事ですが、彼は高校同期で1年の時クラスが同じ、しかも同じ土木工学専攻ということで、以前は時々メールで相談などしていました。ところが埼玉大出身の梶田隆章氏が昨年ノーベル賞を受賞して以来、彼も頻繁にテレビに出るようになって、「埼玉県を代表する顔」のような存在となってしまいました。昔は会えば「おい、山口君」と声をかけていたのですが、今度会ったら何と言ったらよいか、検討中です。
 その後「自然災害、自然環境、その深いつながり、その中でわれわれはどうすべきか」というテーマで埼玉大学大学院 理工学研究科 浅枝 隆教授による基調講演がありました。そして、午後よりテーマ別に分かれ、当会は分科会「さいたまの生物多様性のいまを考える」で発表を行いました。当日のプログラムは下記に掲載されています。

 http://www.kannet-sai.org/about/activities/2016/1210.html
 
 私たちの分科会には40人程度の聴講者の方が集まり、写真のように会場はほぼ満員でした。皆様、お忙しい中ありがとうございました。



 発表では最初に三貫清水の名の由来、子供会との提携などを説明しました。その後1991年にミドリシジミが埼玉県の「県の蝶」として認定されたこと、それがかつてはたくさん棲息していたのに2006年以来姿を見せていないこと、逆に温暖化の影響で棲息するようになったチョウや外来種も存在することを指摘しました。復活にむけて、具体策として昨年2015年に食草であるハンノキの植樹を行ったことを報告しました。
 最後に、ミドリシジミ復活作戦まだスタートラインに立ったばかりで、これからが正念場、皆様のお知恵もお借りして2020年を復活のメドとしたいことを強調しました。


 

 発表の後、パネルディスカッションも行われました。一番右は座長の東北大学大学院生命科学研究科 中静 透教授です。分科会冒頭で講演をいただきましたが、大変興味深い内容でした。
 ミドリシジミは関心を持っておいでの方も結構いて、激励のお言葉をいくつかいただきました。ありがとうございました。



 
 最後に発表に用いましたパワーポイントをご紹介いたします。詳細はこれを参照ください。























2016/12/13