昆虫観察 チョウトンボなど


 7/3 恒例の昆虫観察会を行いました
 今回の最大の出逢いはチョウトンボ。久しぶりでしたが、南側公園部分の隣の水田上空を、4,5匹がフワフワ飛んでいました。ところが、なかなか捕獲できる位置まで近づいてきません。補虫網を構えたまま、10分程チャンスを待ったでしょうか。
 やっと捕えて撮影したのがこれです。下の翅の光沢が何とも言えません。トンボの翅と胴体は普通飛行機を思わせるプロポーションですが、このトンボはチョウみたいに胴の長さと同じくらいの幅の翅となっています。今年は結構多いようです。
 


 次はハグロトンボです。黒い翅と金属光沢を放つ緑の胴がウリです。道路に面した所にはいませんが、水の流れや池の近くを探すと大体見つかります。毎年姿を見せてくれるので、心強い限りです。


 
  次はデート中のおそらくシロテンハナムグリです。  おそらくと断わるのは、シラホシハナムグリというよく似ているのがいるためです。それではないであろう、と判断しました。が、間違いかも知れません。



 ゴマダラカミキリもいました。これも今年は多いようです。
 

 チョウの写真はないですが、やや数が少ない種類では、テングチョウ、ナガサキアゲハを確認しました。
 また、残念ながら例年出逢うナナフシが見つかりませんでした。さいたま市が森の枝払いをかなり進め、日光が入るようになったのは良いですが、ナナフシにとっては住みにくくなったのかもしれません。あちら立てればこちらは立たず。なかなか全部を満足するようにはできませんね。難しいものです。

  最後は、コナラにできたコブです。昆虫によるいわゆる「虫コブ」なのかどうかわかりませんが、探すと結構ありました。


2016/7/8