春が来たようです

 
 
 
 三貫清水の森に2016年の春が来たようです。三寒四温、寒い日もありますがまあカレンダー通りと言えるでしょうか。
 まずご報告したいのは水路です。南側の水路の流れが復活しました。昨年も一度復活と思われたことがありありましたが(2015/4/15のレポート)、すぐにポンプが故障、1年間停止状態でした。今年は今のところ継続して作動しています。
 今年はホタルの幼虫を放す予定ですので、これで維持することを祈ります。そうすれば、4,5年前のような発生数に戻ってくれると思います。




 次はタチツボスミレです。20周年記念植樹の近くですが、昨年より広い範囲で生えてきているようです。冬の間に行った笹刈の成果と思われます。写真のように花が咲いている株もありますが、5月末頃が花の最盛期でしょうか。花が咲いている期間が1週間程度と短いのが残念ですが、今から楽しみです。
 この仲間で、花の色が濃い紫のビオラ・ソロリア・パピリオナケアも負けじと出てきています。スミレ類を食草とするツマグロヒョウモンが今年も大量発生しそうです。




  次はガマガエルの卵です。オタマジャクシになりかけ、という状態でしょうか。黒い点が、紐状の袋から出かかっていますが、まだオタマジャクシにはなっていない、という面白い状況でした。





 最後は三貫清水の森のシンボル、コブシの花です。今年も満開でした。撮影時点では花のピークは少し過ぎてしまっていますが、それにしてもこれだけ背の高いコブシは珍しいのではないでしょうか。花の丘周辺でもこれだけ高いものはないと思われます。


 
他に、ツクシも生えて来ていました。チョウも大御所モンシロチョウ、モンキチョウが登場。越冬したキタテハも見られました。

2016/3/27 馬場一秋