クルマバッタ産卵中 その他

 

 

 9月になりました。はっきりしない日が続いていますが、産卵中のクルマバッタに出逢いました。お尻を地面に突っ込んでいます。思い出してみると産卵シーンの撮影は初めてです。盛夏、このバッタはよく見かけますがもう秋で、産卵期にはいったようです。体が緑の種類ですとわかりやすかったのですが、茶色のため土と一体になってしまってはっきり見えないのが残念です。

 曇り空の中で、ツクツクホウシが元気よく鳴いていました。夕方のように薄暗かったせいか、それに混じってヒグラシの鳴き声が聞こえました。ヒグラシは7月に発生しますが、活動期間が長く「カナカナカナ」という鳴き声は秋に似合います。もう少し頑張ってもらいたいものです。
 今年はセミの出だしの7月上旬に雨が続き、エンディングの時期も長雨とセミにとっては大変な年でした。昨年のレポートを見ると10/25にアブラゼミがいた、とありました。今年はどうなりますか。


 下記には今年の夏に初めての出逢いをしたもの、良い写真が撮れたものをご報告します。




 次の写真は何に見えるでしょう。一体これは何か、昆虫かそうでないのか?
 ナナフシの幼虫では、と思ったのですがよく見ると足が8本で糸を出す。どうもクモらしい。 インターネットで「細いクモ」で検索したらすぐ出てきました。オナガグモというという名前でした。こんなのもいるのですね。長生きするものです。


 


 最後はヒメアカタテハです。これは種類としては珍しくないですが、良い写真が撮れましたので掲載です。
 前々回7/19のレポートがアカタテハでしたので、その弟分(?)です。と言っても大きさは殆ど同じです。ヒメと付くのは大きさより模様がエレガントなためと思われます。撮影は花の丘で、いつながら美しい花が咲いていましたが、ヒメアカタテハの美しさもそれに劣りません。




 
 
2015/9/6 馬場一秋