花と蝶 

 



 一挙に夏に近い感じになって、昆虫たちも大変元気です。本当にこのところ、冬から夏、夏から冬となる感じで春と秋が短いですね。

 チョウは密を吸うために花に来るのが当たり前ですが、最近の報告を見てみるとそういうシーンの写真がありませんでした。
「花にいる蝶」にこだわった写真を撮影しましたので、まとめてみました。チョウだけでなく咲き誇る花の姿にもご注目ください。

 この標題は某大歌手の昔のヒット曲の題名を思い出して付けましたが、花が女で男がチョウ、というのは確かにそうなのでしょうね。あちこちいろいろな花を飛び回るオスの行動は、男の浮気性の証明のようです。
 
 最初はハルジオン(多分ハルジオン。ヒメジオンかもしれないですが)に来たツマグロヒョウモンのオスです。今春は当たり年なのか、ツマグロヒョウモンがかなり目につきます。今からこれだと春より数が多くなる秋には、モンシロチョウより多い大変な数になりそうです。毎年、秋に拙宅のスミレから巣立っていきますが、今年はすぐに食い尽くされそうです。




 以下の2つの写真は、ショカッサイに来たアゲハの仲間です。ショカッサイの紫色が絶妙なアクセントになっています。余談ですが、このショカッサイは食べられるようですが、まだ試したことはありません。

 まずは修飾名なしのアゲハです。今、まさに花に止まろうとしている瞬間、絶妙なタイミングです。勿論春型ですが、オスメスはお尻の形を見ないとはっきりしないので、この角度ですと識別は不明です。







 最後はクロアゲハのオスと思われます。しっかり花の蜜を吸っているところです。これも春型ですが、アゲハは夏型と比べると春型がかなり小さいのですが、クロアゲハは春夏でそれ程大きさに差がないようです。





2015/5/7