北池にブルーギルがいた 誰が!



 今年も池が干上がりそうになりました。北池が干上がる寸前姿が明らかになりましたが、ブルーギルがいました(8/25撮影)。1尾だけでなく4尾くらいいたようです。魚類のことはほとんど知らないので、種を判別するまで時間がかかり、報告が遅れました。ブルーギルは今深刻な問題を引き起こしている外来種です。
 wikipediaによると、日本への移入は1960年に当時の皇太子(もちろん今上天皇)が外遊の際、シカゴ市長から寄贈されたアイオワ州グッテンバーグで捕獲されたミシシッピ川水系原産の15尾を日本に持ち帰り、水産庁淡水区水産研究所が食用研究対象として飼育したのち、1966年に静岡県伊東市の一碧湖に放流したのが最初のようです。ところが食用魚としては、成長速度が遅く養殖には適さないと判断されたようです。
 ブルーギルについて、今上天皇は「ブルーギルは50年近く前、私が米国より持ち帰り、水産庁の研究所に寄贈したもの。食用魚として期待が大きく養殖が開始されましたが、今このような結果になったことに心を痛めています」と発言されています。とにかく生命力が強く、生活廃水で汚れた水でも生息できてしまうようです。
 
 放流禁止の立札があるのに放流する奴がいる。立札があるから逆に面白がってやるのでしょうか。腹立たしい以外の気持ちがありません。




 
これは前から皆気づいていましたが、コイもいました(8/23撮影)。干上がった後、カラスの餌になってしまったようです。



 
                                            

 





































2012/9/2 馬場一秋