盛夏 コムラサキ、ナガサキアゲハなど

 


 ロンドンオリンピックもあっという間に終盤戦、日本選手大活躍でメダル総数では過去最高になりそうですが、いつもは金メダル量産の柔道の不振がたたって金メダル数で決まってくる国別ランキングは予想よりかなり下位に終わりそうです。女子レスリングの伊調馨、吉田沙保里両選手の3連覇はお見事というしかありませんが。言うだけで無責任ですが、次のリオデジャネイロも行けるのではないでしょうか。個人種目4連覇はあのカール・ルイスと円盤投げのオーターという選手2人だけしかいません。
 さて、盛夏。三貫清水の森ではたくさんの昆虫たちが活動中です。ここに写真はないですが、アカボシゴマダラがますます数を増やしてきた感じです。ところが競合する我国在来種のゴマダラチョウの姿を今年はまだ一度も見ていません。駆逐されつつあるのでしょうか。心配です。
 いくつか良いポーズの撮影ができたので報告します。左はコムラサキのメスです。オスと比べると紫色の光沢がないため、ちょっと見劣りします。このチョウは毎年安定して発生しているようです。
 右はツマグロヒョウモンのオスです。翅を開いたり閉じたりしていて、シャッターを連続的に切りました。1枚だけ目いっぱい開いた状態のものが取れました。羽化したばかりなのか、これまでの撮影の中では翅の損傷度が最も少ないものです。











 









 下の写真、左はクロアゲハです。後ろの翅の損傷が残念ですが、じっとしていてくれてました。後翅の上部、写真では前翅の下に隠れている部分に白い筋があればオスなのですが、このポーズではどちらかわかりません。オスっぽいですが。
 右はナガサキアゲハのメスです。ナガサキアゲハも数が増えているようで、8月5日を過ぎてからは北池の周りをうろついていると、必ず姿を見せてくれます。ピントは甘いですが、捕獲していない状態での撮影ではベストの物です。しかし、一度左のクロアゲハくらいのポーズをものを撮りたいですね。前回のカラスアゲハではないですが、10年かかるかもしれませんが、それも楽しみです。



                                                                           
                                                  


                                                  









2012/8/11 馬場一秋