ナナフシとキマダラカミキリ
 三貫清水の森はやはり昆虫達のパラダイスでした。
 6月28日、三貫清水自然塾の皆さんと昆虫観察会を行いました。そして、チョウ11、ガ2、トンボ4、その他(甲虫など)4種類を確認しました。数の上ではややもの足りないのですが、ビッグニュースがありました。2006年に出会ってから姿が見えなかったナナフシと感激の再会を果たしたことです。また、キマダラカミキリという種類を初めて確認しました。
 両者とも発見者はこのページの管理人の奥様です。奥様には以前もトラフシジミを発見していただいていまして、これは偶然でなく、この方は珍しい生き物を発見する特殊な能力をお持ちなのかも知れません。あるいは、昆虫の方からこの方に近付いていくのかも。真実はどちらか?。

 ヤマトシジミ(メス)とアオイトトンボの近接撮影に成功しました。ヤマトシジミのメスは秋が深まるにつれて、紫色の光沢がでてくるのですが、夏の間はこの色です。アオイトトンボの緑色の光沢はいつ見ても見事です。普段は樹木の陰にいることが多く気をつけていないと発見できません。
 下の真ん中の写真で、枝についてる白いものは、アオバハゴロモの幼虫です。成虫になると、うすみどり色の可愛い姿になります。また、昆虫ではないですが、近頃では珍しくなったカタツムリ(正式には○○マイマイといいますが不明)も発見しました。
 残念だったことは、「埼玉県のチョウ」ミドリシジミがいなかったことです。ミドリシジミを最後に見かけたのも2006年でした。ナナフシに次ぐ再会を目指して、今夏観察を続けたいと思います。
 また、毎年この観察会の時には必ずいるアワフキムシの姿が見えなかったことが気になります。
ナナフシ

2009/7/5 馬場一秋

キマダラカミキリ
アオバハゴロモ 幼虫
アオイトトンボ
ヤマトシジミ (メス)
カタツムリ