黄金色のイトトンボ

 前回に引き続いてトンボの仲間ですが、オニヤンマとは逆に一番小さなトンボ、イトトンボの仲間です。黄金色に輝く美しい体をしています。いろいろ調べたのですが、名前が分かりません。アオイトトンボという種らしいのですが、図鑑などで見るアオイトトンボはもっと緑色が強く、違うような気もします。
 「イト」と名前がついてるくらいで、気をつけていないと見過ごしてしまいそうな存在です。しかし彼らもトンボの仲間、肉食で食物は彼らより小さい昆虫です。

 イトトンボにも、黒、赤、黄色などいろいろな色の種類がいて、それぞれ美しい姿をしています。細い体で、健気に頑張っている姿には子供の頃から感心していました。成虫で越冬する種類(オツネントンボといいます。オツネンはエツネンのこと)もいるのには、驚きました。
 撮影は9月23日に行いました。まだ夏の名残が残っていて、アブラゼミもいました。写真にマウスを置くと、その時居たアブラゼミに切り替わります。その後は急激に秋へと進行、ついにセミの声は聴けなくなってしまいました。そうなってしまうと、何となく寂しいですね。


2008/10/5  馬場一秋

マウスを置くとアブラゼミがでます