秋のスターがそろいました

 

まだまだ暑いですが、三貫清水の森の昆虫達は秋のスターたちが登場してきました。左は何度も取り上げているツマグロヒョウモン。ツマ(前翅の先)の黒いのがメスですが、そのメスの良い写真が撮れたので掲載してみました(自画自賛ならぬ自写真自賛ですね)。盛夏にもいますが、彼(彼女)らが多くなるのはこれから。最近の傾向では、晩秋になるとモンシロチョウ並み、あるいはそれ以上。私の記憶では昨年の10月中旬から11月頃は一番よく見かけたチョウがこのツマグロヒョウモンでした。

中央はオンブバッタのメス、右はトノサマバッタです。オンブバッタのメスは緑色だったのが秋には茶色に変身します。産卵のため、目立たなくする工夫でしょうか。トノサマバッタはオスかメスかわかりません。

そのほか紫の宝石ムラサキシジミ、貴婦人ヒメアカタテハ、ジェット機の飛翔ルリタテハなど秋になってから増えてくる種類が、本番目指して準備していました。キタテハはまだ夏型で、羽がボロボロになっているのが飛び回っていました。やはり秋の主役の一つ、ウラギンシジミがいなかったのがちょっと心配。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2008/9/7 馬場一秋