春本番です

 

春本番。三貫清水の森の昆虫達もいつもの顔ぶれが揃ってきました。3月末から今日5月4日までに、チョウではモンシロチョウ、スジグロチョウの2大巨頭のほか、ツマキチョウ、モンキチョウ、アゲハ、クロアゲハ、ヒメウラナミジャノメ、ルリシジミ、ヤマトシジミを確認しました。成虫で越冬したものでは、キタテハとルリタテハがいました。

ガでは、クロハネシロヒゲナガガが長いヒゲを重そうに飛ぶ姿が見られます。但し、体調1p程度なので、気をつけてみないとわかりませんが。その他、テントウムシ、ツマグロオオヨコバイも元気です。

昆虫ではないですが、北池ではオタマジャクシが大量に泳いでいます。これぞみな春本番のシーン。毎年冬の間、このシーンが早く来ないかなと待っています。ほんとにこの時期は、暑くもなく寒くもない、我が国では一番良い季節ですね。

写真はベニシジミです。これは春型と夏型があります。写真左が今日撮影したばかりの春型、右はかなり前に撮影した夏型です。写真でわかるように、ベニシジミは春型のほうが、朱色の部分が鮮やかな色をしています。右のほうは色があせたのではなく、夏型はこの色なのです。

 


 2008/5/4 馬場一秋