1pの昆虫たち
1寸の虫にも五分の魂という諺がありますが、1寸どころか1p程度の昆虫が三貫清水の森でたくさん生命を刻んでいます。
ルリハナアブ ツマグロオオヨコバイ バッタの幼虫(名前調査中)
マメコガネ
マメコガネは20世紀初頭に貿易船に紛れ込んでアメリカに渡って異常繁殖し、ニュージャージー州の穀倉地帯に大被害をあたえたといわれている「輸出動物」。米国では、JAPANESE BEETLEと呼ばれているらしい。写真のように植物を食べるので、作物にとっては大害虫です。
しかし、よく見るとみんな結構きれいですね。一番右はギンバエのようですが、ルリハナアブというアブです。気をつけていないと見過ごしてしまうような昆虫ですが、光沢のある体はなかなかの美しさです。
今度三貫清水の森を散策する時は、花や葉っぱの上や木の根っこを注意深く見てください。驚くような美しい生き物に出会うかもしれませんよ。
2005/6/11 馬場一秋