2003年8月13日
我が家で人工飼育中の8月の状況

 八月に成りますとゲンジボタルの幼虫
が1〜2回目の脱皮をします。脱皮したばかりの幼虫は、体全体が真っ白で透き通って見えますが、段々と時間がたちますと、うす茶色になりやがて体全体が黒く成ります 3〜4日掛けて元通りの姿に戻ります。

  ヘイケボタルは少しづつふ化が始まりました。    
ホタルの仲間は幼虫時代に5〜6回脱皮をします、今は東北地方でヒメボタル。クロマドボタル。ウバボタルなどが盛んに飛び交っています、これらのホタルはいずれも陸生のホタルです、特に変わっているのはヒメボタルで、メスは羽が退化し飛べないホタルです。
ヒメボタルのメスは夕刻に成ると、樹木の根元から幹を伝わり、枝先え止り光を放ちながらオスがやってくるのを待ちます。午後7時半ごろから8時近くになりますと、オスが集団でやって来てメスと交尾おしますその間機関銃のようなピカピカ。ピカピカと鋭い光を放ちとてもきれいです、まるでクリスマスツリーを見ているようです。
 
8月はホタル生育状況と世界のホタルについてお話しします。

赤木 勇