暖かい日が続き、一気に春めいてきました。ツクシやタンポポが顔を出してきました。冬鳥は例年より早く旅立ちそうです。
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足元をよく見ると、ツクシが次々と顔を出しています。春ですねー。
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タンポポにも、セイヨウタンポポ、カントウタンポポ、カンサイタンポポ、シロバナタンポポなどいろいろな種類があります。これはカントウタンポポだと思います。
春先のタンポポは、花が地面にへばり付いたように咲きます。花の茎は日ごとに上に伸び、白い綿帽子になるころ、茎は一番長くなります。種が風にうまく運ばれるように、茎をグーンと伸ばすというわけです。
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カラシナも少しずつ咲き始めました。鴨川の両岸は間もなく、カラシナの花でいっぱいになります。
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よく見ないと気付かないかもしれませんが、春の七草のひとつ、ハコベの花も咲き始めています。
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ジンチョウゲのつぼみです。花が咲いてからよりも、少し赤みがかったつぼみの方が、個人的には好みです。
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チョウの仲間には、成虫のまま冬を越すものがいます。木の枝などに止まったまま冬の寒さに耐え、春が来るのを待ちます。暖かい日が続くと、これらのチョウが活動を始めます。今、三貫清水では、冬を越したキタテハが何匹も飛んでいます。
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2月22日の日曜日、10人ほどのメンバーで、三貫清水のバードウオッチングをしました。この冬はサギなどがほとんど飛来しませんでしたが、20数種類の鳥の姿を確認しました。
確認したのは、アオジ、カワセミ、カワラヒワ、キジバト、シジュウカラ、シメ、ジョウビタキ、スズメ、ツグミ、ハクセキレイ、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ホオジロ、ムクドリ、メジロ、モズ、オナガガモ、カイツブリ、カルガモ、カワウ、クイナ、コガモ、ハシビロガモ、バンなどです。
上の写真はジョウビタキのオスです。この小さな体で、秋に大陸から日本海を渡って三貫清水まで飛んできて、間もなく、また帰っていきます。 |
ハシビロガモのオスです。長くて平べったいクチバシが特徴です。顔のあたりが、ちょっとくすんだ黒っぽい色をしていますが、もう少しすると、濃いグリーンの見事な色になります。
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魚捕りの名人・カワウです。羽根を広げると2メートル近くあります。
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この冬はコガモの数が少ないなー、と思っていましたが、鴨川を歩いてみると、結構たくさんいることが分かって一安心。
20〜30羽で群れて飛んでいることもあります。気温が一気に上昇してきたので、旅立ちの日が近そうです。
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三貫清水に飛来するカモの仲間の中で一番スタイリストだな、と思うのはオナガガモですね。
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一年中、そこらじゅうにいるという感じのキジバトですが、首のところの模様がなかなかオシャレだなと思います。
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