10月12日にカケスを見かけました。大きさはハトとほぼ同じ、白と青の入りまじった美しい羽を持つ鳥です。普段は山にいる鳥ですが、秋口に平地の林に降りてくるようです。
前回(10月3日)の書き込みで、チョウの姿がぐっと減った、と書きましたが、チョウはまだたくさん飛んでいます。同じ種類でも、夏の羽と秋の羽は色・模様が異なるものが多いので、観察していて楽しくなります。
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ヒカゲチョウです。雑木林でよく見かけるチョウで、初夏から結構晩秋までいるようです。
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ヒカゲチョウのように、丸い斑点(はんてん)模様を持つチョウはたくさんいます。これはヒメジャノメです。
チョウは鳥などの外敵によく襲われます。鳥などは丸い斑点を「目」だと思って攻撃します。そのおかげで、チョウは頭や胴体を攻撃されず、外敵から逃れることができます。
よく観察すると、羽の丸い斑点のあたりをかじり取られたチョウがよくいます。羽を多少かじり取られても、チョウはちゃんと生きていけるそうです。
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名前の通り、羽の黄色がとてもきれいなチョウです。年に数回発生し、晩秋まで姿を見ることができます。
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アキアカネが水たまりで産卵していました。オスがしっぽの先でメスの首あたりをつかみ、メスが水面にしっぽをつけながら産卵します。美事な連係プレーです。
アキアカネは夏の暑い間、涼しい高原や山の上で過ごします。秋が来て涼しくなると、体の色が徐々に赤くなり、平地に下りてきて産卵します。
ところで、知っている方も多いでしょうが、赤トンボというのは「秋に体が赤くなるトンボ」の総称です。赤トンボという名前のトンボがいるわけではありません。アキアカネも夏まで、体はオレンジ色をしています。
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秋の雑木林を歩くと、あちこちの木の枝に赤い実がたくさん付いています。なかでも、この季節、目を引くのはガマズミの実でしょうか。それはそれは真っ赤です。前回(10月3日)もガマズミの実の写真を掲載しましたが、今回もついつい掲載してしまいました。
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アオハダの実です。木全体にビッシリと赤い実が付いて、なかなか美事です。
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これはイイギリの実です。イイギリは漢字で「飯桐」と書きます。昔、イイギリの葉でご飯を包んだことから、名前が付いたといいます。
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雑木林の中で例年、真っ先に紅葉するのはナツハゼです。黒く色づいた実は食べることができます。少しすっぱいブルーベリーのような味という感じでしょうか。
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スズメウリの実が付いていました。直径1センチ半ほどの大きさです。
似た名前のものにカラスウリがありますが、スズメウリという名前は、「カラスウリと比べて小さなウリ」という意味で付いた名前です。
マメ科の植物にもカラスノエンドウとスズメノエンドウがあります。こちらも、大きな花と実を付けるのがカラスノエンドウ、小さな花と実が付くのはスズメノエンドウですね。
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ノハラアザミだと思ってシャッターを押したのですが、写真をしげしげとながめてみると、ちょっと違うような気もします。誰かが植えた園芸種でしょうか? ちょっと自信がありません。
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