6〜7月に撮った写真の中から、何枚か掲載します。




カルガモの親子
 三貫清水の横を流れる鴨川は、決してきれいな川ではありませんが、いろいろな水鳥がこの春も産卵し、子育てをしました。
 これはカルガモも親子です。好奇心おうせいな子ガモたちは、あちらへこちらへ、どんどん行きたがります。それを守るように親ガモが付き添っています。
 カメラを向けたところ、親ガモが"警戒モード"に入りました。子連れの親ガモは結構、過敏です。この写真は、親ガモが、上から草のたれ下がっている岸辺に子ガモを集め、周囲を警戒しているところです。


カイツブリの親子
 これも、この春、鴨川で生まれたカイツブリです。写真が少しボケていますが、左にいるのが親鳥。その右の方に子どもが3羽います(分かりますか?)


ツユクサ
 以前は道端や畑にもよく生えていましたが、最近はあまり見かけなくなりました。
 鮮やかな2枚の青い花弁と1枚の白い花弁、それに黄色いオシベがアクセントになって、なかなか愛らしい花です。個人的にはスズムシが羽を広げて鳴いている姿に似ていると思いますが、どうでしょうか……?
 ツユクサという名前は、露(つゆ)を含んだような印象から付いたそうです。アオバナ、ボウシバナなど地方名も多いようです。


ウワミズザクラ
 木の実も、その色のきれいさにハッとすることがあります。
 ウワミズザクラの実が赤と黄色に美しく色づいていました。実に艶(つや)やかです。こんなに鮮やかな色をしているとは、私としては新発見でした。


キボシカミキリ
 カミキリムシといえば、ゴマダラ模様が一番お馴染みかもしれません。これはキボシカミキリです。
 深緑色の体に薄黄色の斑点があり、都市郊外でもよく姿を見掛けることができます。ただし、幼虫がクワ、イチジク、ミカンなどの生木を食害するので、「害虫」扱いされることが多いようです。


ベニシジミ
 おなじみのベニシジミです。シジミチョウの仲間の中で、春から夏にかけて三貫清水で一番多く見かけます。ベニシジミがいると、その場に鮮やかな色が差したような雰囲気になりますね。


マメコガネ
 マメコガネの繁殖期がピークです。中央にいるのがメス。まわりに3匹いるのがオス。先を争って、メスに交尾を迫っています。


ミツバチ
 木の穴にミツバチの巣があります。入り口にこんなにたくさんのミツバチがいるのを見たのは初めてだったので、思わずパチリ。