チョウの中でも大型で人気が高いアゲハチョウの一種・クロアゲハです。写真は、地上に降りて水を飲んでいるところです。 チョウにはそれぞれ「飛ぶ道」(チョウ道)があるといいます。クロアゲハはどちらかというと、木陰や林の中など暗いところを飛びます。体が黒いため、太陽光を浴びると体温が上昇してしまうので、なるべく日の当たらないところを飛ぶというわけです。
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キツネアザミです。このあたりではあまり見かけない植物です。 アザミという名前が付いていますが、アザミの仲間ではなく、キクの仲間です。見た人はだれもが、アザミの一種と思いこんでしまうが、本当はアザミの仲間ではないので、キツネにだまされたようだというわけで、この名前がついたそうです。
▼ 下の写真はアザミの一種のノアザミです。
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フタリシズカもこのあたりでは珍しい植物です。名前といい、姿といい、林の中でひっそりと静かに咲いているのが似合いそうな花です。
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こちらも林の中でひっそり咲いていそうな姿をしています。ユリの仲間です。枝の先に筒状の花が1〜3個つきます。 花の形が、寺院の軒先などに下がっている宝鐸(ほうちゃく)に似ているので、この名前がついたそうです。
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ハコベの仲間には、コハコベ、ミドリハコベ、ウシハコベなどがあります。その中で一番大きいのがウシハコベ。高さ40〜50センチにもなります。花の大きさはそれほど変わりませんが、葉が大きいので区別がつくと思います。
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小さな花には、きれいでかわいいものが多いですね。これはキュウリグサです。足下によく咲いている花ですが、直径2〜3ミリしかないので、なかなか気づかない花です。一見、小ぶりで痩(や)せたナズナ(ペンペングサ)のように見えるかもしれません。 葉をちぎって手でよくもむと、キュウリに似た臭いがします。
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ヨシ(アシ)原にウキヤガラがいっぱい茂っています。湿地や浅い池などに群落をつくって生える多年草です。 堅(かた)くて三角形の茎(くき)は、高さ1〜1.5メートルにまっすぐ伸びます。昔は、この茎を干して、スダレなどを織ったそうです。 ウキヤガラは漢字で浮矢幹と書きます。冬に枯れて水に浮いている姿を、矢に見立てたといいます。
▼ 茎を水平に切ると、下の写真のように正三角形をしています。
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去年と比べると、今年はミズキの花がかなりたくさん咲いています。一本の木でも、去年よりかなり下の枝まで花が付いています。 房(ふさ)のように固まって咲く花をアップで写真に撮ると、一つ一つの花はこんな形をしています。
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モミジの見頃は何といっても紅葉ですが、春に咲く赤くて小さな花も、紅色の実(羽の付いた翼果=上の写真)も、目を楽しませてくれます。
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ボケの実を見たことのある人は、あまりいないかもしれません。ボケはカリンの仲間です。そういえば、大きさは違うけれど、カリンの実と形が似ています。
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