カワセミ
 ようやく撮影しました。ピンボケ気味の写真ですが、カワセミです。「飛ぶコバルト色の宝石」といわれる色の美しさ、さらに姿の愛らしさ、この鳥が鴨川にいるなんて、本当にうれしくなります。大事にしたいですね。

 昭和40年代ごろから全国各地で姿を消していきましたが、河川などの浄化が進んだのでしょうか、最近は都市部の川や池などでも増えてきているようです。

 鴨川も水質浄化が進めば、カワセミの数が増えてくれるかもしれません。


ジョウビタキ
 ジョウビタキも色がきれいで愛らしい鳥です。三貫清水にたくさんいます。


ホオジロ
 ホオジロです。木の一番上の枝や電線など高いところに止まり、胸を反らせながら天に向かってさえずります。

 鳴き声は「チョッピーチリーチョ、チーツク」。これが「一筆啓上仕り候(いっぴつけいじょうつかまつりそうろう)」とか、「源平(げんぺい)ツツジ白ツツジ」と聞こえるとよく言われます。

 大きさはスズメより少し大きいくらい。顔に2本の筋(帯)がありますが、この筋がオスは黒、メスは褐色。写真のホオジロはオスです。


カラスの巣
 写真の中央に鳥の巣があるのが分かるでしょうか? 地上から20メートルほどの高さのところにあります。直径は50〜60センチほどでしょうか。ハシボソガラスの巣です。


野鳥観察日記
 当会会員の須藤さんが記録されている野鳥観察日記です。1月30日から2月8日の間に、三貫清水と鴨川で28種類の野鳥が確認されています。

 鴨川ではカルガモ、コガモ、オナガガモ、マガモ、カイツブリ、バン、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カワセミ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タシギ、三貫清水ではハシブトガラス、ハシボソガラス、キジバト、コジュケイ、ヒヨドリ、ムクドリ、モズ、ツグミ、ジョウビタキ、シジュウカラ、カワラヒワ、コゲラ、アオジ、スズメが観察できたそうです。


タヌキ
 三貫清水にいるタヌキの親子です。三貫清水のすぐ横の民家に、エサをねだりに来たところを、その家の人が撮った写真です。

 外国ではタヌキをペットとして飼っている例がよくあるそうです。というのも、タヌキはそもそもイヌ科の動物なので、かわいがると人になつき、エサをねだるようになります。もともと人里に住む動物ですので、人間とは長ーい付き合いがあります。

 自然の中ではミミズ、カエル、バッタ、ドングリ、草などを食べます。なかでも好物はミミズ。頭を地面に近づけて歩くのは、ミミズを探すためだといいます。


霜柱(しもばしら)
 朝、三貫清水を歩いたら、霜柱がいっぱいありました。長さ3センチはあろうかという「大物」です。こんな長い霜柱は、町中では最近、なかなか見られません。

 昔は、朝の登校の途中、霜柱を「ギュッギュッ(ギシギシ?)」と踏みながら歩いたものですが、最近はそんな光景を見なくなりましたねー。